ブリタニカ大百科でもアレクサンドロヴォ墳墓紹介

作成日 2011年1月27日(木曜)17:34

ハスコヴォ市近くのアレクサンドロヴォ墳墓が、いよいよあの有名なブルタニカ大百科で紹介されることに

 紀元前4世紀の墳墓はトラキア遺産の中で最も迫力のあるものの一つです。2000年に著名な考古学者キトフ博士(1943~2008年)が発見した墳墓はブルガリアで最大級のものです。保存状態が極めて良い壁画でトラキアの儀式、宗教、武器、生活、服装などを知ることができます。

 2009年に墳墓のすぐ隣で東ロドピトラキア美術博物館センターが開館しました。その建設には、日本国民から提供されたおよそ300万ドルが使われました。大規模な施設の開館式には、日本の秋篠宮親王およびブルガリアのゲオルギー・パルヴァノフ大統領が出席しました。

 

最も目立つ展示品には、紀元前4500~4000年頃のものとされる、98個の黄金のアクセサリーです。ヴァルナ墓地の金アクセサリーおよびホトニツァ村で出土した金ネックレスと並んで、世界最古の黄金遺宝の一つです。

2011年にアレクサンドロヴォ墳墓はブルガリアの全国100名所のリストに登録されました。